ToyomiDubai2025年Final Exhibition

ハロー、エブリワン。ToyomiDubaiの2025年最大の個展「陰陽芸術®︎光と闇のその先へ」展がスタートしました。10月の京都の同時代ギャラリーでの「天地創造」展の閉幕からわずか3週間。11月10日(月)からスタートした個展はもう折り返し地点にあります。時間が経つのはあっという間です。

今回のは大きく2つのチャレンジをしました。前回から展示しているA1サイズシリーズの作品を会場のメインにすること。そしてこれまでの花乱写シリーズの写真集を出版すること。

会場はこんな感じ。大きな6点の作品が並ぶ様は圧巻でした。まるで美術館のようです。


A1サイズはこんな感じです。大きい。最高です。

そして、悲願の自作での写真集の制作。これまで小さな冊子は作っていたけれど、2025年までの作品までをまとめたのはこれが初めて。実は今年の1月の個展に間に合わせたかった。次はなんとか7月の個展に間に合わせたかった。どうしても時間が取れず10月の二人展までには作ろうと思っていたが完成せず。ついに11月の個展でギリギリ間に合いました。(写真集の制作が間に合わなかったのはアートランウェイを5月7月9月と実施していたので)

見本誌を1冊、用意して、3冊を販売用に用意しました。すでに2冊をお買い求めいただきました。ToyomiDubaiの写真集を購入していただけた。この気持ち「嬉しい」という言葉だけでは足りません。プロポーズを受け入れてもらえたくらいの幸福感とでも言いましょうか。

自分の人生そのものを受け入れてもらうことができたというか、今生の執着全てを取り払い書き上げた遺書を託すことができたというか、なんともいえない「嬉しい」なんです。「生きててよかったな」「死ななくてよかったんだ」そんな感じ。

「この写真集、ワインを飲みながら読みたいね。BARのカウンターに置いてあるとお酒がすすみそう」とある方にも言ってもらえました。本当にその通り。全国のBARには、ToyomiDubaiの写真集を設置するべきです。お世辞を間に受けた、私はECサイトで写真集を販売することを決めました。近々、またお知らせしますね。

今日もギャラリーには、ふらりと立ち寄ってくださったお客さまがいらして「アラーキーはお好きですか?」と訊ねてくださいました。私の花乱写プロジェクトは女性だけでなく、男性の方もお好きになっていただくことが多いです。「枯れていく花、美しいですよね」と語り合う時間は至福ですね。

アーティストはなんのために展示するのか。

・展示までに自分の作品を再構築し、新しい制作に取り組むため
・自分の世界にお客様を招き入れ、美しい言葉を酌み交わすため
・自分の作品に酔いしれ新しく美しいものを作りだすための英気を養うため
・創造の神様への「こんなに美しいものを生み出すことができました」とご報告するため
・出会うべき人と出会い、豊かで美しい世界を共に見ると誓うため

この個展をするまでは「しばらく展示はいいかな」なんて思っていました。体力的にも経済的にも限界を感じていたので。でも個展が始まってすぐに「また絶対にやろう」と覚悟を決めた私がここにいます。

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